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国語記述の論理の飛躍を止める

国語の記述で点を落とす原因のひとつに、論理の飛躍があります。

子どもは本文を読んでいるつもりでも、途中で自分の思い込みを入れてしまうことがあります。「たぶんこういうことだろう」と考えて書いた答案は、一見まとまっているように見えても、本文の根拠から離れていることが少なくありません。

豊島岡を志望する場合、記述ではきれいな言葉を並べることよりも、問いに対して筋道を外さずに答えることが大切です。まず何を聞かれているのかを確認し、その答えになる部分を本文から探す。そして、その根拠を使って、問いに戻る形で答案をまとめる。この流れを崩さないことです。

特に注意したいのは、理由を聞かれているのに気持ちだけを書いてしまう、内容を説明する問題なのに自分の感想を混ぜてしまう、といったケースです。本人は一生懸命書いているのですが、設問から少しずつずれていくと、答案全体の説得力が弱くなります。

記述の練習では、長く書くことよりも、まず「本文のどこを根拠にしたのか」を確認することが大事です。答えを書いたあとに、設問と本文に戻って、余計なことを書いていないか、必要な説明が抜けていないかを見直す。この習慣が、論理の飛躍を防ぎます。

塾の記述練習で型を覚えることは大切ですが、型だけでは答案のずれは直りません。本文に戻る、設問に戻る。その二つを繰り返しながら、筋道の通った答案を作る練習をしていきましょう。

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個別の添削や指導が必要な場合は、邦学館 個別ワークスをご利用ください。

速さに流されない

塾の算数では、どうしても速さが求められます。限られた時間で多くの問題を解き、テストでも早く正確に答えを出す。もちろん、それは大事な力です。

ただ、豊島岡学園を考える場合、速く解けることだけで安心してよいわけではありません。問題を次々にこなしていても、条件を読み落とす。図や式が雑になる。答えは合っているのに、なぜそう考えたのか説明できない。そういう状態のまま進むと、学校別の問題に入ったときに噛み合わなくなることがあります。

ていねいさは、遅いことではない

ここでいう「ていねいさ」は、ゆっくり解くという意味ではありません。問題文の条件を確認する。図に必要な情報を書き込む。式が何を求めているのか分かるように残す。そうした基本動作を飛ばさないことです。

算数ができる子ほど、途中を省略して一気に答えまで進もうとします。それでうまくいく問題もありますが、条件が少し複雑になると、途中でずれたことに気づかないまま答えを出してしまうことがあります。

豊島岡を考えるなら、速く処理する力と同時に、考え方を崩さず進める力を育てておきたいところです。

家庭で見るのは、答えより手元

家庭でまず見てほしいのは、正解したかどうかだけではありません。子どもの手元です。

図に条件を書き込んでいるか。問題文の大事な言葉に印をつけているか。式が途中で飛んでいないか。間違えたときに、どこで崩れたのか自分でたどれるか。こうしたところを見ると、勉強がていねいになっているかどうかが分かります。

答え合わせで丸がつくと、ついそのまま次へ進みたくなります。しかし、丸がついた問題でも、解き方が雑なままなら、次に同じような問題で落とすかもしれません。逆に、間違えていても、途中の考え方が整理されていれば、直す場所ははっきりします。

間違いを一つだけ直す

ていねいな勉強に変えるために、長時間の反省は必要ありません。間違えた問題について、一つだけ原因を確認してください。

条件を読み落としたのか。図に書き込まなかったのか。計算の途中で雑になったのか。式の意味を確認しないまま進んだのか。原因を一つに絞ると、次に気をつけることが明確になります。

「もっと気をつけなさい」では、子どもは変わりません。「次はここに条件を書こう」「この式の意味だけ確認しよう」と、直す場所を小さくすることが大事です。

塾の速さに流されすぎない

塾のペースについていくことは大切です。ただ、速く終わらせることだけが目的になると、算数の勉強は荒くなります。

一週間に一度でもよいので、時間を少し緩めて、一問をていねいに直す時間を作ってください。解き方を説明させる。図や式を見直す。どこで条件を使ったのか確認する。それだけでも、問題への向き合い方は変わります。

親が解き方を全部教える必要はありません。むしろ、「ここは何を求めている式?」「この条件は図のどこにある?」と聞くだけで十分です。子どもが自分の考えをたどれるようになることが、ていねいな勉強につながります。

豊島岡に向けて大事にしたいこと

豊島岡の算数に向けて、速さを否定する必要はありません。時間内に解き切る力は当然必要です。ただ、その前提として、読み落とさない、図を雑にしない、式の意味を見失わないという基本が崩れていないかを見てください。

速く解けることと、雑に解くことは違います。家庭では、点数だけでなく、子どもがどのように解いているかを見ることが大切です。

速さよりもていねいさ。まずそこを整えることで、塾の勉強も学校別対策も、より確かなものになっていきます。

自分で勉強する力

豊島岡を目指すうえで大事なのは、塾の指示をきちんとこなすことだけではありません。もちろん塾のカリキュラムは大切ですが、それに従っているだけで力が伸びるとは限らない。むしろ、家で見ておきたいのは、子どもが自分で問題に向かい、自分で直し、自分で次の課題を見つけられるかどうかです。

豊島岡は、入学後も勉強の密度が高い学校です。与えられたことを待つだけではなく、自分で考えて動く力が必要になります。だから受験勉強の段階でも、「言われたことをやる勉強」から「自分で進める勉強」へ、少しずつ切り替えていくことが大事です。

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豊島岡志望、指示待ちから抜け出す最初の一手

塾の宿題はきちんとやっている。授業もまじめに受けている。けれど、終わった後に「次は何をする?」と聞くと、なかなか答えが返ってこない。

豊島岡学園を志望するご家庭で、こういう不安を感じることはあると思います。成績が悪いわけではない。むしろ、与えられた課題はちゃんとこなしている。それでも、いつまでも塾の指示待ちのままでよいのか、という心配です。

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豊島岡志望、家庭で何を優先するか

豊島岡学園を志望していると、どうしても塾のクラスや宿題の量が気になります。もちろん、塾の勉強は大事です。けれども、塾のペースに合わせることだけで精一杯になってしまうと、豊島岡に向けて本当に確認しておきたいことが後回しになる場合があります。

特に大切なのは、「今、何を増やすか」ではなく、「何を確実にするか」です。やることを増やせば安心する、というものではありません。むしろ、家庭では少し絞って、弱点を見つけ、確実に直していくことを優先した方がよいでしょう。

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豊島岡をめざすなら

塾の組み分けが中位だから、豊島岡学園は難しいのではないか。

そう考えてしまうご家庭は少なくありません。

しかし、塾のクラスはあくまで今の学力の目安です。それだけで志望校を決めてしまう必要はありません。

大事なのは、豊島岡を受けるために、今どの力が足りないのかを早めに見ることです。

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