国語記述の論理の飛躍を止める

国語の記述で点を落とす原因のひとつに、論理の飛躍があります。

子どもは本文を読んでいるつもりでも、途中で自分の思い込みを入れてしまうことがあります。「たぶんこういうことだろう」と考えて書いた答案は、一見まとまっているように見えても、本文の根拠から離れていることが少なくありません。

豊島岡を志望する場合、記述ではきれいな言葉を並べることよりも、問いに対して筋道を外さずに答えることが大切です。まず何を聞かれているのかを確認し、その答えになる部分を本文から探す。そして、その根拠を使って、問いに戻る形で答案をまとめる。この流れを崩さないことです。

特に注意したいのは、理由を聞かれているのに気持ちだけを書いてしまう、内容を説明する問題なのに自分の感想を混ぜてしまう、といったケースです。本人は一生懸命書いているのですが、設問から少しずつずれていくと、答案全体の説得力が弱くなります。

記述の練習では、長く書くことよりも、まず「本文のどこを根拠にしたのか」を確認することが大事です。答えを書いたあとに、設問と本文に戻って、余計なことを書いていないか、必要な説明が抜けていないかを見直す。この習慣が、論理の飛躍を防ぎます。

塾の記述練習で型を覚えることは大切ですが、型だけでは答案のずれは直りません。本文に戻る、設問に戻る。その二つを繰り返しながら、筋道の通った答案を作る練習をしていきましょう。

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