芝の「全ての教科が主要教科」

芝中学校・芝高等学校は、公式サイトで「全ての教科が主要教科」と掲げています。特定の教科だけを学校の特色にせず、各教科・科目がそれぞれの持ち味を生かして授業を組み立てるという考え方です。幅広く学ぶことを、知的探究の土台として位置づけています。

幅広く学び、高校2年生から文理を選ぶ

芝では、特定教科へ早くから学習を寄せるのではなく、各教科をまんべんなく学びます。そのうえで、高校2年生から一人ひとりの興味や志望に応じて文系・理系に分かれ、大学受験とその後の学習へ向けた準備に入ります。特定教科に偏らない学びを続けたうえで、自分の進む方向を選ぶ流れです。

総合・探究は5年間でつながる

総合・探究は、中学1年生から高校2年生までの5年間で構成されています。公式サイトでは、目標に「力・人・心」の三つの観点を置き、学年を横断する区分を「周囲・社会・未来」としています。中学2年生では港区や芝地区との地域連携、中学3年生では企業探究を取り入れるなど、学年が上がるにつれて学校の外へ視野を広げる内容です。

教科と学年を越える「芝漬ゼミ」

長期休暇中には、教科や学年の枠を越えて学ぶ「芝漬ゼミ」が開かれます。公式サイトには、東京慈恵会医科大学との高大連携による医療分野の講座などが例として示されています。通常の時間割とは異なる切り口から、生徒の知的好奇心を深める機会です。

「全ての教科が主要教科」という言葉は、授業の方針だけを表すものではありません。幅広い教科学習を土台に、5年間の探究と教科横断の講座を重ね、高校2年生から自分の関心や志望に沿って進路を具体化する。芝の6年間を理解するうえで、このつながりは学校固有の大切な特徴です。

芝中学校・芝高等学校公式サイト「全ての教科が主要教科」