週一回、一対一で話す英語

本郷では中学三年になると、英語の授業に週一回の一対一が加わります。オンラインで、相手はネイティブスピーカーです。大勢の中で順番を待つのではなく、自分が話す時間を引き受ける。その授業は高校一年まで二年間続きます。

ただ、突然一対一へ移るわけではありません。本郷は中学一年から高校一年まで、ネイティブスピーカーによる授業をクラス二分割で行います。発言の機会を増やす少人数授業を四年間置き、その途中の中三・高一にマンツーマンを重ねています。

学校の英語科は、教室での授業とネイティブ教員による英会話を、中学課程の二本柱と説明しています。各学年に応じたスピーチコンテストや、本郷独自の単語試験もある。話す時間だけを増やし、語彙や読解を後回しにする組み立てではありません。

私は、中三と高一の重なりに意味があると思います。中学の仕上げで一対一を始め、高校課程へ移ってもすぐに終わらせない。進級をまたいで同じ話す場を続けることで、英語を一度の行事にしないのです。

英語は、知っているだけでは口から出ません。本郷が用意するのは、クラスを半分にする授業と、一人で向き合う週一回。その両方が重なる二年間に、英語を使う側へ移るための設計が見えます。

本郷中学校・高等学校「6年間一貫教育体制」/「英語」