中学一年は全員、部活動から始める

本郷では、中学一年生は入学後に必ず部活動に入ります。得意な競技がある生徒だけの話ではありません。まず一度、仲間と活動する側に立つところから中学校生活が始まります。

二年生以降は必修ではありません。それでも学校公式のQ&Aでは、中学生の加入率は98%です。最初の一年だけ形を整える制度ではなく、多くの生徒がその後も部活動を続けています。

ただ、本郷の「文武両道」は、長く練習すればよいという考えではありません。中学生の活動は週三日、一回二時間以内。学校は、限られた時間で努力し成果を求めることが、勉強での集中や時間の使い方にもつながると説明しています。

時間に上限があるから、部活動と勉強は別々のものではなくなります。今日は何をするのかを決め、仲間の中で自分の役割を引き受け、終われば次の時間へ移る。本郷が部活動に期待しているのは、成績や大会結果だけではありません。

入学した全員に、まず部活動を経験させる。そして二年生からは必修にしない。この順番に、本郷が考える自立の入口が見えます。

本郷中学校・高等学校「本郷の教育方針」/公式Q&A