時間配分に気をつける

豊島岡の算数では、前半から後半まで同じペースで解こうとすると、後ろの問題に十分な時間を残せないことがあります。答えだけを書く形式だからこそ、途中の考え方に時間をかけすぎず、どの問題に何分使うかを自分で管理することが大切です。

まず過去問を解くときは、大問ごとにかかった時間を記録してください。正解したかどうかだけではなく、どの問題で時間を使いすぎたかを見る必要があります。解けた問題でも十数分かかっているなら、本番ではその後の問題を圧迫します。

最初の一巡で粘りすぎない

解き方がすぐに見えない問題に出会ったら、その場で最後まで考え続けないことです。少し考えて方針が立たなければ印を付け、先へ進みます。後ろにある問題の方が取り組みやすい場合もあるため、一問に止まって試験全体を崩してはいけません。

特に、計算が長くなりそうな問題や、場合分けが多い問題は、始める前に必要な時間を見積もる習慣をつけます。解けそうだから着手するのではなく、今その問題に時間を使うべきかを判断することが必要です。

見直しの時間を先に残す

試験終了まで解き続けるのではなく、最後に解答欄を確認する時間を残します。問題番号のずれ、転記ミス、単位や答え方の取り違えは、短い見直しでも発見できます。

過去問演習では、終了時刻まで自由に解かせるのではなく、「一巡を終える時刻」と「見直しに入る時刻」を先に決めておくとよいでしょう。毎回同じ区切りで練習することで、本番でも時間の感覚を持ちやすくなります。

豊島岡の算数では、難しい問題を一問解くことより、取れる問題を時間内に確実に取り切ることが重要です。どこで粘り、どこで先へ進むか。その判断も含めて、過去問で練習しておく必要があります。